たのしいおいしい英国物語

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zoom RSS JohnとMaryはもういない

<<   作成日時 : 2005/11/11 23:40   >>

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今朝の新聞に「最近の名付けの傾向」についての記事がありました。トレンディーな両親は、自分の子供達の名前を考える時、大勢の中で目立つ名前、又はその名前に、例えば、両親が初めて出合った場所みたいなエピソードを持たせるというのが流行だそうな。ナイチンゲールは、フィレンツェで生まれたので、「フォローレンス」というファースト・ネームになったのは、有名ですよね。

デヴィッド・ベッカム夫妻が長男にブルックリンという名をつけた後では、場所の名前を子供に付けるのも珍しくなくなったとか。この記事の中では、その例として、「Finchley(フィンチリー)」や「Ely(イーリー)」の名前が挙げられていました。

「Finchley」はロンドン北部の町です。今は西のActonに引っ越した、全日制の日本人学校が元ここにあったせいで、昔からの日本人村。今でも、このあたりを歩くと、日本にいるみたいに、日本人の方に出合う確率が多いところ。ロマンチックにはちょっと遠い。ここへ住んでいらっしゃるとか、いらした方も、世界的に有名になったと喜んでいらっしゃるかしら。言葉の響きがいいのでしょうね。すぐ近くにある高級住宅地「Hempstead(ハムステッド)」ちゃんでは、名前らしくないし。

「Ely」は、ロンドンから北東に2時間ばかり行ったところにある、大聖堂で有名な町です。いわゆる門前町。この大聖堂を見学していた時、明治時代、日本へ布教に行った宣教師がここに眠っているのを見つけました。あとで、調べておきましょうと名前と年代をちゃんとメモしておいたのに、怠け者の私、まだ何もしていなくて。Elyはその綴りからでもおわかりのように、語源はEel(うなぎ)。ですから、「うなピー」ちゃんって感じかしら。いくら響きがいいからって、それはちょっとねぇ。

ベッカム夫妻の第二子は、ロメオちゃん。ニューヨーク、そしてイタリア。私は、第三子はいよいよ日本ではないかと考えています。「Sushi」は、ここでは、もう珍しくなくなりました。私達のお散歩友達、おばあちゃんハスキーやアキタ(秋田犬)は「Sushi」。となると、「Kabuky」とか「Neko」なんかどうかしら。

その他、「Moet(モエ)」という男の子の名前や、「Ikea」(アイケア、日本ではイケア)という女の子の名前が、そのうち小学校では普通になってくるだろうとも書いてあります。この1年間に英国内で出された出生届けでは、60万人に少なくても1人の割合で、これらの名前があるんですって。「Moet」は、ご存知シャンペンの最高級ブランド。「Ikea」は、組み立て家具で有名な郊外型大型。値段のわりには質が良く、デザインもシンプルなので、まだアンティークには手の届かない、一人暮らしや核家族には人気。
N.Y.郊外には、母音+子音が繰り返す、英語らしくない発音の地名がいくつかあります。私は、これはネイティブ・アメリカンによる地名をそのまま取り入れたものではないかと思っていますが。その中に、Tuckhoeという、とても静かで落ち着いた町があります。(takkahoという感じで発音します。)隣はWAPSしか住めない超高級住宅地 Bronksville。日本人駐在員の方が、ここで生まれたお嬢ちゃんに「高穂」という名前をつけたという話を聞きました。今大学生ぐらいでしょうか。もう既に、自分の生誕地を訪ねていることでしょうね。日本語では、漢字を使って、いくらでも名前に意味を持たせることができるので、余計イメージがふくらみやすい。

この記事では、「これは、今にはじまった傾向ではなく、実は昔から続いているもの」と結んでいます。ある調査会社が16世紀まで溯って調べたところ、ダチョウさんやフィラデルフィアさん等、今でも多少?の名前が見付かったそうです。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
私たちがはじめて英語の教科書を手に取ったときは、JohnとMaryの世界でした。それを考えると隔世の感があります。最近、私の周りは、ベビーラッシュで、しかも男の子ばかり・・・航(わたる)ちゃんが、なんと3人もいます。また、航生(こうせい)ちゃんという子もいて、命名にも流行があるということがわかります。
きっとこの子が人生という荒波(?)を無事航行できるように・・・という親心なのでしょう。
aze
2005/11/13 08:31
豪華客船の船長か、パイロットなんか適職かしら。それから、英国人の友人は、名前を聞いただけで、その人は、何十代かわかると言っていましたよ。
maddycat
2005/11/18 00:38

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