たのしいおいしい英国物語

アクセスカウンタ

zoom RSS 25日は

<<   作成日時 : 2005/12/19 22:15   >>

トラックバック 0 / コメント 0

画像
我が家のクリスマスの予定が発表されました。

25日のクリスマス当日、今年のクリスマス・ディナーは晩餐となります。例年は、朝ターキーをオーブンに入れてから、教会へ行きます。帰ってきて、一段落ついた頃、ターキーが丁度いい具合に焼き上がります。ですから、ディナーは大体2時頃から。

クリスマス・ディナーのメニューは大体不変。簡単なスープやオードブルから始まって、ロースト・ターキーに付け合わせ野菜。にんじん、じゃがいも、パースニップ(白っぽい円錐形をした根野菜)、芽キャベツ ― ブラッセル・スプラウトと呼ばれています。何故か、これが苦手な英国男性は多いみたい。でも私は大好き。茹でたり、蒸したりして、温サラダやグラタンに使います。スープ煮もおいしい。

そして、私の大好きなスティルトン・チーズにポルト酒。このスティルトン・チーズは世界三大青かびチーズの一つで、とても癖の強いチーズ。特に、クリスマス用のものは、なかなか立派な陶器の入れ物に入っています。Bobのお父様は、少し前からこの中にポルト酒を入れておいて、クリスマス頃、それが丁度よく沁みこんだスティルトンを召し上がるのが大好きだったそうです。ポルト酒は、例のポート・ワインの語源であるポルトガルのお酒。

デザートはクリスマス・プディングとミンスト・パイ。クリスマス・プディングは1時間くらい蒸してアツアツにし、ブランディーをかけます。そして、部屋の灯りを消し、ブランディを燃やすと、それっぽくなります。ミンスト・パイは、タルト生地のようなものに、刻んだフルーツ等を詰めて焼いたもの。これもベタッとした甘さなのですが、英国男性は何故かこれが大好き。私などは、1つで充分なのに、平気で2、3個ペロリ。

ディナーの途中、3時から、テレビで毎年恒例の女王陛下からのクリスマス・メッセージが始まります。ダイニング・ルームには、テレビを置かない習慣ですので、全員居間に移動。私は日本人ですから、絨毯の上に正座して、拝聴いたします。今年の陛下の服装はひどいものだとか、いや、去年よりマシとか、あーだこーだの批評をしながら、ディナーを続けます。この番組は、今の時代ですから、今年の大きな出来事や女王陛下の外交などを織り交ぜて、あらかじめ編集されたものですが、Pamelaやその年代のご婦人方には、それがお気に召さないらしい。

というのも、メディアがこれほど進化していなかった当時は、生放送で行われていたもの。女王陛下の父君、ジョージ6世は気管支が弱く、何度も咳で言葉を途切らしながらも、訥々と国民に語りかけたそうです。このような話を聞くと、写真や白黒のフィルムでしか、お顔を見たことのない国王陛下が、真摯な態度でマイクに向かっていらっしゃるお姿が目に浮かびます。

そんな古き良き時代があったものですから、「今はすべて機械に任せて、自分はサンドリンガム(ノーフォークにある王室の別荘)でのんびりしているんだから」と言われてしまう女王陛下もお気の毒のような。

賑やかなディナーが終わると、待望のクリスマス・プレゼント。クリスマス・ツリーの下に積まれていたプレゼントをそれぞれに開ける楽しさは、老いも若きも関係なし。で、ここで一言。日本人の場合は、どうしてもクリスマス・プレゼントをお中元やお歳暮と同じように考えがちですが、そんな値の張ったプレゼントなんか必要なし。ユーモアのあるちょっとした物でいいのです。堅苦しく考えないで。

このプレゼントをいつ開けるかというのも、家々によって多少違いがあるようです。でも、サンタクロースが24日の晩に各家を訪ねるのは確かなよう。その際、枕元にウィスキー一杯とオレンジをサンタクロースのために置いておきます。ウィスキーはもちろん、体を温めてもらうため。オレンジは、北の国に住んでいるサンタクロースへのプレゼント。その頃は、オレンジは大変貴重な果物だったそうです。

さて、翌26日ボクシング・デーの予定は…

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
25日は たのしいおいしい英国物語/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる