お城を買いませんか

今朝10時半頃 「ピンポン、ピンポン」 どなたかしら。 金曜日まで、BobとPamela、そしてワンちゃん達は、ドーセットのカントリー・ハウス(別荘みたいなもの)に行っています。 

「ハーイ」お隣のマギーおば様。
「これね、どうぞ」と差し出されたのは、赤い色がとてもかわいい楕円形のプラム。お隣もカントリー・ハウスを持っているのす。 
「わぁっ、ありがとうございます。BobとPamelaも今カントリーに行っているの。」
「いつ、帰ってくるの?」
「金曜日なんですけど」
「あら、じゃぁ、時間がたちすぎちゃう。」
「大丈夫、私大好きですもの。すぐ頂きます。」
「あのね、お鍋にいれて、お砂糖は適当。 水は入れちゃだめよ。 明日の朝ご飯に丁度いいわよ。」
去年頂いたプラムはジャムにしました。とてもきれいなルビー色に仕上がりました。どうしようかな、今年はコンポートにしようかしら。

日本と違ってイギリスでは、カントリー・ハウスを持つことはそんなに大変なことではありません。もちろん誰でもというわけではないけれど。それ用に造成された別荘村などではなく、昔の農家などを土地ごと買い取って、内装を新しくするのです。 (BobとPamelaのジャスミン・コッテージは17世紀に建てられたものです)ですから、実のなる木が庭にある場合も。そういうことで、特に実りの秋になると、このあたりをリンゴ、洋ナシ、プラムなどが飛び交うのです。手入れをされていない自然のものですから、少々甘味には欠けますが、フルーツのお菓子作り大好き人間には腕が鳴る季節。

リンゴは、タルト・タタンが一番簡単。 私は専業主婦ではないので、パイ皮は冷凍のものを使っちゃいます。それで充分。洋ナシは、ワイン(白でも赤でも)でうす甘く煮て、生クリームとチーズクリームをあわせたもので頂く。ともかく、お砂糖と一緒に煮ることに。 でも、コンポートにするには、ちょっと小さいかな。煮ておいて、後でパイかタルトにするのがいいかもね。

あの最高級デパートと日本で紹介されているハロッズ・グループには、不動産会社も。ハロッズの名がついていますから、そんじょそこらの不動産なんか扱っていません。 丁度j今朝配られたこちらの不動産情報誌を見ていたら、ハロッズが扱っている不動産の中に18世紀に建てられたお城があるじゃありませんか。(こちらの不動産情報誌は単なる不動産広告だけじゃありません。いろいろな小道や邸宅の歴史なんかもちょっと載っている。私もそこからいろいろ知識を手に入れています)イギリスのお城ですから、シンデレラ城のような尖塔はついていません。円筒と直方体が組み合わさっているお城です。Devon州(西南側のとがった部分)にあり、重要保存家屋に指定されています。約一万坪の土地付き。実は、こういうものって、それほどの値段ではありません。 ロンドンで一軒家を買うより安い場合だってあるのです。2,3ヶ月前に売りに出された、ヘンリー8世が最後の王妃、キャサリン・パーにプレゼントした邸宅は、1億円くらいでした。 東京の同じ価格の家より、ずっと価値があると思いません?
このお城、別荘用にお買いになりませんか。         

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