ハンプトン・コートの春

今日は、ハンプトン・コートの方へ行ってきました。
何故、「の方へ」なのかというと、このあたり、ハンプトン・コート・パレスを中心に、ホーム・パーク、ブッシー・パークとあわせて、テムズ川沿いに大緑地帯を成しているからです。広々としてあまり人もいませんから、ゆったりした気分になれます。

今回の目的は、ハンプトン・コートのお花見。
お城正面のきれいに手入れされた庭の方ではなく、そこへいたるまでの芝生がいつもこの季節、水仙やクロッカスで色鮮やかに覆われるのです。普通の公園では、芝生に自由に入れますが、ここだけは、この美しさを保つために、一年中立ち入り禁止。
う~ん、少し早すぎたかしら。でも、今週は、雨もよいの日が続き、水仙の黄色がどこよりも鮮やかで、クロッカスの青や紫が可愛いアクセント。来週、時間があるかどうかわかりませんが、出来たら、お弁当を持ってもう一度行ってみたい雰囲気。
英国のお城はどこもそうだけれど、怪しいのがたくさんウロウロしています。4,5年前のある日、ハンプトン・コートの内部に設置されている特殊赤外線カメラが捕らえた写真が、新聞に大きく載りました。それは、中世風のフード付きマントを羽織った女性らしきものが、重い鉄の扉を開けたところを撮ったものです。警備員の話によると、この鉄の扉は、いつも鍵がかかっていて、しかも一人では決して開けられないほど重いのだそうです。なのに、開けられた形跡が時々あるとか。その正体は、ヘンリー8世の第5番目の妃、不倫のかどで断頭台に送られたキャサリン・ハワードなのだそうです。私は、そんなものにはお目にかかりたくありませんから、ハンプトン・コートのお城の中はパス。
そんな内部事情など想像もできないほど見事なお庭。
この花は、チェリープラムという名前で、日本語に訳せば「桜梅」になってしまいます。ややシャープな梅の香がするので、私は、「小梅ちゃん」と呼んでいます。
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